埼玉県産のお茶について
平成28年の荒茶生産量は652トンとなっており、東日本では静岡県に次ぐ規模になっています。 鎌倉時代に明恵上人が川越地方にチャを植えたのが始まりとされています。
現在では狭山地方が中心的な産地で、仕上げ加工の段階で強く火熱を加える「狭山火香」という特有の香気があり、渋味の中にも甘味の強い爽やかな茶で知られています
首都圏での消費が高いため、全国に知られる名産地となっていますが、茶産地としては寒冷による摘採回数の少なさなどのために生産量はそこまで多くはありません。
- 主な茶の呼称
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- 狭山茶
- 河越茶(川越茶)
- 秩父茶
- 児玉茶
狭山茶
狭山茶は、主に埼玉県の狭山地方で生産される茶のことです。狭山地方は鎌倉時代に伝えられたとされる関東地方最大の茶産地となっています。
この狭山茶は、日本の三大銘茶(狭山茶、静岡茶、宇治茶)の一つとして数えられています。
渋味・味とも濃く、『狭山火入れ』といわれる独特の火入れが特徴で、スッキリとした香味があります。主に関東地方で消費されている。
河越茶、川越茶、河越抹茶
河越茶は、埼玉県西部地区、川越市・狭山市・所沢市などを中心とした旧河越領内の茶園で栽培されてた茶から作られており、まろやかな甘みとコクのある深い味わいが特徴とされる。
その始まりは南北朝時代からと歴史が古い河越抹茶ですが、戦国時代に突入し、寺院や武士が衰退していくとともに、その名は徐々に失われていったとされています。
その後、河越茶(抹茶)を現代に蘇らせることを目的に、2012年に河越(川越)茶Rebornプロジェクトが立ち上がり、現在では市内の多くのお店で河越茶(抹茶)を使った商品が売り出されている。
河越抹茶が味わえるお店:かき氷専門店「川越 これがかき氷」
- かき氷専門店「川越 これがかき氷」
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- 住所:埼玉県川越市元町1丁目1−11
- TEL:049-214-0858
- 営業時間:10時00分~18時00分(定休日水曜)
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都道府県別お茶のまとめ
お茶の産地を各都道府県毎に紹介しています。
- お茶の産地一覧
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日本の緑茶について
二次加工茶(緑茶)