お茶の産地|熊本県|くまもと茶、玉緑茶(蒸し製・釜炒り製)などの特徴について

熊本県産のお茶について

平成29年度の荒茶生産量1,290t(全国8位)。 中山間地域や人吉球磨地方を中心に県下全域に広がっており、平野や山、それに水に恵まれ各産地で特色のある美味しいお茶が作られています。

煎茶(約55%)、玉緑茶(約35%)が生産量を二部している。そのほかには、釜炒り製玉緑茶が作られており、熊本は青柳式で知られる。

くまもと茶について

くまもと茶とは、熊本県で作られる茶の総称(ブランド名)です。

熊本県産 くまもと茶 100g 煎茶

  • 商品名:くまもと茶 煎茶
  • 内容量:100g

RAKUTEN

くまもと茶が地域団体商標(地域ブランド)に商標登録

くまもと茶は、特許庁の地域団体商標(地域ブランド)に商標登録されています。

地域団体商標制度とは

地域ブランドを保護することにより、事業者の信用の維持を図り産業競争力の強化と地域経済の活性化を支援することを目的に商標法が改正され、平成18年4月から導入されたもの。

平成29年3月31日で、茶は16件(足柄茶、静岡茶、川根茶、掛川茶、東山茶、西尾の抹茶、美濃白川茶、伊勢茶、甲賀のお茶、宇治茶、八女茶、福岡の八女茶、うれしの茶、くまもと茶、知覧茶、かごしま知覧茶)が登録審査を受けており、付加価値を付けた商品として、関心が高い。登録後は10年ごとに更新手続きが必要である。

そのほか、生産地の名を冠した以下の茶銘柄があります。

主な茶の銘柄
  • 矢部茶
  • 相良茶
  • 鹿北茶
  • 水俣茶
  • 岳間茶

釜炒り製玉緑茶について

釜炒り製玉緑茶は、生葉を蒸さずに鉄製の釜で葉を炒って製造したお茶です。 水色はきれいな黄金色で、澄んでおり、「釜香」と呼ばれる香ばしいすっきりした香りが特徴とされています。味はまろやかで、喉を通ると胸がすくような爽やかさがあります。

釜炒り茶の歴史は、蒸し製の煎茶よりも古く、15世紀前後に中国から日本に伝わったといわれ、九州の一部の地域でしか製造されていない、とても貴重なお茶です。

熊本県と宮崎県に残る「青柳(あおやぎ)式」は、佐賀県方面の「嬉野式」とともに残る伝統的な釜炒り茶の製法です。

都道府県別お茶のまとめ


お茶の産地を各都道府県毎に紹介しています。


お茶の産地一覧
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日本の緑茶について


二次加工茶(緑茶)






日本茶の銘柄について

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