“TEA TRIP 2018”
2018年4月から約2ヶ月間をかけて、中国、香港、台湾の茶の産地や市場を回る旅に出ております。 以下が当時のスケジュールです。
01_中国_4/4_4/17
02_ベトナム_4/18_4/24
03_台湾_4/24_5/9
04_香港_5/9_5/12
05_中国_5/12_5/26
この旅での経験は、自分自身の記録として、また今後旅をされる方への助けになればと思い、ページを分けて詳しく紹介しています。 こちらでは、中国・台湾お茶の旅2018まとめとして時系列に出来事を紹介していきます。
01_中国_4/4_4/17
中国は、前半(4/4〜4/17)と後半(5/12〜5/26)で2度訪れています。 こちらはその前半の記録です。
なお、ネット規制が強い中国において、その規制を受けることのない『香港SIM』の存在は中国を旅する上でとても助けとなりました。 また中国国内の移動のほとんどは、列車や新幹線を利用していますが、チケットの予約・購入にはtrip.comの利用がおすすめです。
雲南省臨滄市にてプーアル茶の産地を訪れる
中国前半(4/4 〜 4/17)では、今回の『旅の主要な目的』であったプーアル茶の産地の雲南省臨滄市を訪れています。
この雲南省臨滄市では、HOJOオーナーの北城氏に同行させて頂き、約1週間ほど滞在し、お茶の買い付けの現場とプーアル茶を中心とした雲南省のお茶が作られる現場を見学させて頂きました。
高級茶の専門店HOJOについて
HOJOは世界から厳選された茶と茶器の販売を行なっている会社で北城彰(ほうじょうあきら)氏が代表を務めています。
- お茶の専門店HOJO
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- 代表:北城彰
- ONLINE SHOP
- お問い合わせ
北城氏はHOJO設立前、大学院にて食品栄養科学を専攻後、日系の上場食品企業にてスパイス及び食品の開発などに携わりながら最終的にはマレーシアにて工場長を務められた食品科学のエキスパートです。茶を科学的な見地から分析される自身のブログは、お茶好きだけに限らずとも一見の価値があります。
現在は日本とマレーシアにある販売拠点のマネージメント業務をこなしながら、毎年の数ヶ月をかけて海外にて自身が直接茶の買い付けに出られています。
雲南省臨滄市について
この雲南省臨滄市へは、飛行機で上海-昆明、昆明からバスで約14時間をかけてようやくたどり着く場所です。
ご存知の方は多いかと思いますが、雲南省はプーアル茶の産地として非常に有名で、プーアル茶を作っているエリアは広い雲南省の中にたくさん存在していますが、品質の高いお茶が採れる場所は限られてきています。
この臨滄市のある山奥では、依然としてお茶樹が限りなく自然な状態で栽培されており、非常に品質の高いお茶が作られています。
そんな雲南省臨滄市での約1週間は私にとって忘れることのできない刺激的な時間となりました。
雲南省昆明市、大理市
雲南省臨滄市にて北城氏と分かれた後は、昆明へ戻りお茶市場を見学後、中国雲南省の昔ながらの街並みが残る大理(大理古城周辺)を訪れています。
- 昆明市内お茶市場『雲南茶葉批発市場』
- 大理市『大理古城』
昆明市内お茶市場『雲南茶葉批発市場』
昆明にあるお茶市場である『雲南茶葉批発市場』は、雲南省最大の茶葉卸市場として有名です。
雲南省言えばプーアル茶が有名ですが、雲南省は他にも紅茶や白茶などたくさんのお茶が作られておりそんな雲南省を産地とするお茶や中国全土から集められた珍しいお茶を見つけることができます。
- 市場情報
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- 市場名:雲南茶葉批発市場(云南茶叶批发市场)
- 住所:云南省昆明市盘龙区金实路 邮政编码: 650000
- Adress:Jinshi Rd, Panlong Qu, Kunming Shi, Yunnan Sheng, China 650000
- Google Map
大理市『大理古城』
大理市(だいりし)は雲南省中西部、昆明からは約300km離れた場所にあり、列車移動で約6時間ほど、日本でも馴染みのある大理石の産地でもあります。
雲南とチベット・ミャンマーを結ぶ交通の要衝であり、この地域の経済の中心地となっています。昔ながらの街並みが残る旧市街の大理古城周辺が観光名所となっており、町は城壁に囲まれ南北にそれぞれ城門が立っています。
現在は雲南省大理ペー族自治州となっており、人々は非常に穏やかな性格で、気候は温暖、物価は安いため、中国国内外からの旅行者が多数訪れる場所となっており、一部ではバックパッカーの聖地と呼ばれている場所です。
昆明-河口北-ラオカイ-ハノイ
大理から昆明に戻ってきてからは、ベトナム・ハノイに移動するため、列車で昆明-河口北、河口(中国)からラオカイ(ベトナム)へ入国、寝台列車でラオカイ-ハノイへ移動しています。
- 昆明-河口北(列車)
- ラオカイ-ハノイ(寝台列車)
02_ベトナム_4/18_4/24
中国から列車を乗り継いてハノイに移動し約1週間ほど滞在していました。
03_台湾_4/24_5/9
台湾には、4/24にベトナム・ハノイから台湾桃園国際空港に飛行機で台北へ移動し、 5/9に香港へ移動するまで滞在していました。
以下が台湾でスケジュールです。
台湾(4/24 – 5/9)
- 4/24:ハノイ-台北(台北宿泊)
- 4/24:台北(台北宿泊)
- 4/24:台北(台北宿泊)
- 4/24:台北(台北宿泊)
- 4/27:台北-台中(台中宿泊)
- 4/28:台北-台中(台中宿泊)
- 4/29:台北-台中(台中宿泊)
- 4/30:台中-阿里山(台中宿泊)
- 5/1:台中(台中宿泊)
- 5/2:台中(台中宿泊)
- 5/3:台中(台中宿泊)
- 5/4:台中(台中宿泊)
- 5/5:台中(台中宿泊)
- 5/6:台中-凍頂山(鹿谷郷宿泊)
- 5/7:凍頂山-台中(台中宿泊)
- 5/8:台中-台北(台北宿泊)
- 5/9:台北-香港(香港宿泊)
台北市では、主に茶館を巡り、台中市ではいくつかのお茶の産地と茶館めぐりをしています。
台北・台中茶館めぐり
- 茶館とは
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茶館=ティーハウスとは、日本でいうところの『喫茶店』にてあたりますが、茶館を名乗るお店の多く(特に今回ご紹介するお店)は、こだわった茶葉とお茶の淹れ方(茶藝)にてお茶を提供するお店のことを言います。『茶藝館』などと呼ばれる場合もあります。台湾茶、中国茶の提供が一般的です。
茶の文化根付いた台湾では、伝統的なスタイルでお茶を提供するお店から、若い世代による新しい形の茶藝を表現するお店までたくさんあり、お茶の新しい魅力をたくさん見つけることができます。
以下にて台北と台中のおすすめの茶館を紹介しています。
茶産地訪問
台中市に滞在中には、阿里山茶の産地である『阿里山』と、凍頂烏龍茶の産地である『凍頂山』を訪れています。訪れた時期が5月頃でちょうど新茶作りの最盛期であったため、お茶づくりの現場を見学し新茶を頂いてきました。
なお、台湾での旅行に役立つ情報は以下にまとめています。
- 台湾旅行おすすめ情報
04_香港_5/9_5/12
台湾から移動し、香港には3日間滞在しました。
05_中国_5/12_5/26
中国後半では、香港から深圳に入り上海から日本に戻るまで多くの茶の産地やお茶市場などを訪れています。
中国 5/12 – 5/26
- 5/12:香港-深圳(深圳宿泊)
- 5/13:深圳-広州(広州宿泊)
- 5/14:広州-潮汕-潮州(潮州宿泊)
- 5/15:潮州-鳳凰山-潮州(潮州宿泊)
- 5/16:潮州(潮州宿泊)
- 5/17:潮州-潮汕-泉州(泉州宿泊)
- 5/18:泉州-安渓-泉州(泉州宿泊)
- 5/19:泉州-武夷山(武夷山宿泊)
- 5/20:武夷山(武夷山宿泊)
- 5/21:武夷山-杭州(杭州宿泊)
- 5/22:杭州(杭州宿泊)
- 5/23:杭州-上海(上海宿泊)
- 5/24:上海(上海宿泊)
- 5/25:上海(上海宿泊)
- 5/26:上海-日本
深圳
以下では、香港から中国(深圳)への入国について、深圳の現地情報を紹介をしています。
広州
以下では、深圳から広州への移動(新幹線)と広州のお茶市場を訪れた際の記録を紹介しています。
潮汕、潮州
以下では、広州から潮汕へ新幹線で移動し、潮汕から潮州バスで移動し、鳳凰単叢の産地鳳凰山を訪れた際の記録を紹介しています。
安渓
以下では、バスで潮州から潮汕へ、新幹線で潮汕から泉州への移動と、泉州から安渓鉄観音の産地安渓へバスで移動し、茶市場『中国茶都』を訪れた際の記録をご紹介しています。
武夷山
以下では、新幹線で泉州から武夷山への移動と、1999年に世界遺産に登録された武夷山を訪れた際の記録を紹介しています。
杭州
以下では、新幹線で武夷山から杭州への移動と、龍井茶で有名な杭州について紹介しています。
上海
以下では、新幹線で杭州から上海への移動と、上海にあるお茶市場について紹介しています。