台湾烏龍茶|凍頂烏龍茶の産地|台湾・凍頂山へのアクセス

“DONG DING MOUNTAIN”

2018年4月から約2ヶ月間をかけて、中国、香港、台湾の茶の産地や市場を回る旅に出ています。 詳細は、以下のページにてご紹介しています。

台湾は以下のスケジュールにて台北と台中に滞在していました。

こちらでは、2018年5月6日に凍頂烏龍茶の産地である凍頂山と鹿谷郷を訪れ茶園とお茶づくりの現場を見学してきた際の記録を紹介致します。

なお、この時は、台中市内に滞在していたため、凍頂山へのアクセスは、高鐡台中駅バスターミナルから鹿谷郷へバスで移動をしております。

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凍頂山について

凍頂山からの写真

凍頂山は、台湾中部の南投県鹿谷郷に位置しており、台湾を代表する烏龍茶である凍頂烏龍茶の産地として知られています。

IDLE MOMENTの”凍頂烏龍茶 / HINATA”はこちら

『凍頂山』という名前から凍りついた山を連想しますが、実際は一年中春のように温暖で、茶樹の生育に適した地帯となっています。凍頂山も下の写真のように、南国風の木々が立ち並んでいます。

同じく凍頂山からの写真

茶園は、海抜600~1200メートル周辺にあり、降雨量が多く、常に霧が発生する肥沃な土壌は、凍頂鳥龍茶独特の、ふくよかな香りと味のバランスがよく、まろやかな風味を生み出します。

なお鹿谷郷周辺は蛍が見れる場所としても知られており、宿泊した夜、今までに見たこともないほどの数の蛍を見ることができました。

凍頂山へのアクセスについて

凍頂山へアクセスする場合は、その麓にある鹿谷郷を目指すことになります。私は、この時期台湾中部の都市、台中市内に滞在しておりましたので、以下では、台中市内から鹿谷郷(凍頂山)へのアクセス方法をご紹介します。

台北から台中への移動については、以下のページをご確認ください。

鹿谷郷(凍頂山)へのアクセス

  • 高鐡台中駅バスターミナル – 鹿谷郷 ※バス移動

高鐡台中駅内バスターミナルから鹿谷郷へバス移動

台中から鹿谷郷へのアクセスは、バスを利用しています。バスの名前は、『台灣好行 溪頭線 Xitou Route』。台中市内を周り、溪頭まで行くバスです。

鹿谷郷へ向かうバス

『溪頭線』時刻表と運賃表は以下のリンクから確認できます。

溪頭線/時刻表・運賃表

このバスは、台中市内を周り、溪頭まで行くバスです。 鹿谷郷周辺へ行く場合は、バスストップ『鹿谷郷農會』もしくは『廣興』にて下車することになります。今回は、『高鐡台中駅内バスターミナル』から乗車し、『廣興』にて下車しております。

●高鐡台中駅内バスターミナル
※高鐡台中駅地下一階にあります。
Google map

●廣興
Google map

バスは、時間と乗車場所により異なりますが、1時間に1本ほど(多い時で10分に1本)運行をしておりますので、アクセスはとても容易と言えます。

高鐡台中駅から乗車する場合は、地下駅一階へと降りていくと各方面行きのバス停を見つけることができます。

高鐡台中駅内バスストップ

一点注意が必要とすれば、バスの予約は事前に必要はありませんが、チケットカウンターの方に『溪頭線』に乗車希望を伝え、テレフォンカードサイズの乗車券のようなものを受け取ることが必要のようです。

このカードをバス乗車時に運転手に手渡します。実際の支払いは、下車時に現金もしくは、悠々カードにて支払いを行います。運賃は、 『高鐡台中駅』-『廣興』で、119TDWでした。私は台湾滞在時の公共機関などの支払いは悠々カードを利用していますがとても便利でおすすめです。

悠々カードについては以下にて紹介しています。

高鐡台中駅から鹿谷郷までは約1時間ほどで到着します。意外とすぐに到着しますので降り過ごさないよう注意してください。

鹿谷郷周辺

凍頂山へはここから向かう

凍頂山にてお茶作りの場を見学

凍頂山(鹿谷郷)には2日間滞在しています。初日、鹿谷郷に到着したのが15時頃でしたのでこの日は凍頂山へは登頂はせず、鹿谷郷周辺を散策し夜には蛍が見れる有名なスポットを訪れています。(写真に収めることができずとても残念です。)

翌日は早朝に凍頂山に登り凍頂烏龍の茶園を見学し、その後台中市内にて叙茶時光 She&Teaという茶館のオーナーであるLinさんのご実家が所有する茶園と製茶工場を見学し、凍頂烏龍が作られる現場と新茶を試飲させて頂きました。

台中市内にある茶館『叙茶時光 She&Tea』については以下にて紹介しています。

凍頂山周辺

バナナの木も見つけることができる

山頂付近からの景色

頂上まで道路が整備されているため登山といった雰囲気ではないです

頂上付近の茶園


この後Linさんと合流し、Linさんご家族が所有する茶園と製茶工場を見学しています。

Linさん家族の茶園と製茶工場

Linさんご家族が所有する茶園

Linさんのお父様

たくさんの新茶を試飲させて頂く

休む暇なく新茶作りを行れていました

以上、台湾・凍頂山を訪れた際に記録となります。

IDLE MOMENTの”凍頂烏龍茶 / HINATA”はこちら

PROFILE

戸田裕也、IDLE MOMENT代表。
1983年生まれ。米国大学院卒、MBA取得。
茶業、グラフィックデザイン、ウェブデザイン、写真。


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