洗練された空間で中国茶を楽しむ
『小慢』は、MRT淡水信義線の東門站から歩いて15分ほどの閑静な住宅街にある、こだわりの中国・台湾茶が味わえる台湾でも人気の茶館の1つです。
ネットやガイドブックなどで多く取り上げられており、知名度が非常に高いので、ご存知の方も多いかもしれませんが、台湾を訪れた際は、ぜひ訪れてみたい茶館の1つです。
店内には、日本語が堪能のスタッフの方が常駐していますので、コミュニケーションに困ることはありません。
こちらには2018年5月に訪問しており、その際の記録とともに小慢について以下にて紹介いたします。
- 小慢
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- 店名:小慢(シャオマン)
- 住所:106台北市大安區泰順街16巷39號
- TEL:+886 2 2365 0017
- 営業時間:10:00~18:00(休業日月曜)
- クレジットカード:可
- 日本語:可
- アクセス:MRT淡水信義線の東門站(Dongmen Station)から、徒歩で15分ほど。静かな住宅街にある。
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京都に姉妹店をオープン
2018年2月に姉妹店として京都小慢をオープンしています。身近に中国茶を体験できる場所としてすでに日本人のみならず、海外観光客から注目を集めているようです。
- 京都小慢
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- 住所:京都市上京区幸神町313
- 営業:12:00〜18:00
- ※金土日月のみ営業
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趣のある建物と洗練された店内
前述の通り、MRT淡水信義線の東門站(Dongmen Station)から、徒歩で15分ほど。静かな住宅街にあります。近くには、国立師範大学にあります。
目立った看板もないため、初めてお店を訪れる方にとってお店を見つけるのに苦労してしまうかもしれませんが、地図通り行けば間違いありません。
店内に入ると、すぐにギャラリーがあり、その奥に喫茶スペースあり、それらが1フロアーで繋がっています。
小慢オーナーがセレクトされたアイテム
店内全体は白を基調としており、使い込まれたアンテョーク調の木製ディスプレイケースに綺麗に陳列されておるたくさんアイテムは、落ち着きをもった照明により、より際立ちを見せています。
このギャラリースペースに陳列されているアイテムは小慢オーナーが自らがセレクトされたされたものだそうで、国内外の作家の作品を始め、価値のあるアンティーク作品をたくさんみつけることができます。
多様性がある作品の数々でありながら、統一感が保たれている店内はいつまでいても飽きることがありません。
陳列されている作品(茶器)の中には、実際にお店でお茶を提供する際にい利用されているアイテムもいくつありますので、まずはお茶を飲んで茶器に触れてみるのもいいかもしれません。
実際私も、今回お茶を頂いた際に触れた、このヴィンテージのファブリックが気に入り、購入しました。これらの素材は、オーナーが日本や台湾などで見つけてきたヴィンテージファブリックなどで作られているそうです。価格は約2,500元。
台湾国内外の厳選されたお茶セレクション
お店にて用意している用意しているのは、オーナーが厳選して選び抜いてきた貴重なお茶ばかり。台湾各地のお茶にとどまらず、中国でも非常に稀少とされる福建省武夷山の岩茶を始め、雲南省からはプーアル茶や白茶などお茶好きにはたまらないセレクションとなっています。
メニューは日本語でも用意されており、説明書きもありますので、じっくり自分の飲みたいお茶を探してみましょう。また、分からないことがあればスタッフの方に尋ねてみるのもいいかもしれません。
今回私は、中国烏龍茶である『鳳凰単叢 蜜蘭香』と『お茶菓子の盛り合わせ』を注文しました。
鳳凰単叢(ほうおうたんそう)と烏龍茶については以下にて紹介しています。
- 鳳凰単叢 蜜蘭香:400元
- お茶菓子の盛り合わせ:200元
お茶菓子の盛り合わせは、以下のお茶菓子から4種類を選ぶことができます。
- なつめとクリミのお菓子
- ドライフルーツ(マンゴー)
- ピーナッツのお菓子
- 緑豆のお菓子
- 烏龍茶(鳳凰単叢)の茶葉に漬けられた梅
お茶受けには、上記の茶菓子以外にも手作りデザートや日本でいう中華まんなども軽食として用意されていました。
小慢で中国茶藝を楽しむ
香りを楽しむ鳳凰単叢は、蓋碗でお茶を淹れて頂きます。このような茶器を用いたお茶の淹れ方が初めての方でも、スタッフの方がはじめに淹れ方をしっかりと教えてくれますので心配はいりません。
一度淹れ方を教えてもらったあとは、ゆっくりと自分ペースでお茶の楽しむことができます。店内を眺めながら、お茶を楽しみましょう。
複数人でお茶を楽しむ
複数人でお店を訪れた場合は、1つのお茶をみんなでシェアしながら楽しむことができます。 メニューには以下のように記載されていました。
『お一人様に小さい急須でお茶を入れていただき、皆さんで同じお茶を楽しんでいただきます。4人以上の場合は、お茶を二種類お選びください。』
料金は、茶葉代+お水(湯)×人数分 となっています。 お茶は、1つのお茶をみなでいただきながら楽しむのも醍醐味の1つです。ぜひこちらのサービスも検討されてみてください。
お茶飲み比べ(茶芸体験)※要予約
事前に予約をすれば、お店の方から説明を受けながら、1時間ほどかけて、3種類のお茶と茶菓子を楽しめるコースも用意されています。料金は1人1000元となっています
このコースは、完全予約制となっています。当日お願いしても受付はしていないとのことで、遅くとも1週間より前に予約をお願いしているそうです。
このコースを体験したいと思われている方は、facebookやEメールなどで早めにご予約することをおすすめします。
メニューには、以下のような説明がありました。
『茶葉・お茶の入れ方について説明を聞きながら、約1時間ほどで3種類のお茶とお菓子を楽しめます。初心者の方でもお気軽にお申込みください。台湾茶は、発酵度の違い等により、味と香りにとても幅がございます。様々な種類の味、香りをお楽しみいただければと思います。』
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関連情報
以下に、台北と台中の茶館の情報をまとめて紹介しています。