“HANGZHOU”
2018年4月から約2ヶ月間をかけて、中国、香港、台湾の茶の産地や市場を回る旅に出ています。 詳細は、以下のページにてご紹介しています。
こちらでは、武夷山北駅から杭州東駅への高速鉄道での移動と杭州の観光について紹介いたします。
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武夷山北駅から杭州東駅へ高速鉄道で移動
2018年5月21日、この日まで滞在していた武夷山より杭州へ高速鉄道にて向かいました。 利用した駅は武夷山北駅と杭州東駅です。
武夷山での記録は以下にて紹介しています。
私は、武夷山風景区近くに滞在しており、ここから武夷山北駅にバスで向かっています。このあたりから武夷山北駅へは、路線バス武夷山7路か、9路で向かうことができます。
●バス停:蘭湯(兰汤)
路線:武夷山9路
google map
●バス停:三姑環島(三姑环岛)
路線:武夷山7路、武夷山9路、
google map
武夷山北駅
武夷山北駅から杭州東駅
- 列車番号:G1654
- 武夷山北駅出発:2018年5月21日 16:56
- 杭州東駅到着: 2018年5月21日 19:30
- 車両:車両: 10, 座席:05A
- クラス:2等席
- チケット代:193.5元
- 予約手数料:20元
- 合計:213.5元
新幹線(高鉄)チケットの購入について
武夷山北駅から杭州東駅までの列車チケットの購入は、trip.comを利用しています。 中国での多くは、列車・新幹線を利用していますが、その全ての予約でtrip.comを利用しており、おすすのサービスです。
中国移動一覧
- 昆明-大理、大理-昆明
- 昆明-河口北
- 深圳-広州東
- 広州東-潮汕(潮州)
- 潮汕-泉州
- 泉州-武夷山北
- 武夷山北-杭州東
- 杭州-上海虹橋
trip.comでのチケット予約の素晴らしいところは、①チケット検索、②予約、③支払いまで全てネット上で行うことができるところです。
中国国内の駅チケット購入窓口は、慢性的に人で混み合っています。trip.comは、わざわざ駅まで行き、混み合っている窓口で並ぶことなくチケット予約・支払いができる画期的なサービスであり、中国語が得意な方でもおすすめのサービスです。
trip.comは、予約手数料としてチケット1枚購入に対して20元(約300円)が発生します。 ただ、長い時間をかけて並ぶくらいなら日本円にして約300円くらいであれば、あきらかにtrip.comを使う価値があると思います。
またキャンセル手続きも容易ですので、突然の予定変更があった時でも安心です。
※チケットの発券に関しては、駅チケットセンターへ行き手に入れる必要があります。発券窓口も混み合っている場合がありますので、余裕を持って発券するようにしましょう。
杭州東駅
杭州東駅から地下鉄で移動
杭州東駅到着後、宿泊施設のある場所までは地下鉄を利用して移動しています。
今回昆明を始め大きな都市内では地下鉄をたくさん利用しましたが、その利用方法はどこもほぼ同じで、とてもわかりやすいものでした。
地下鉄の乗り方は、以下の記事でもご紹介しています。
高速鉄道駅である杭州東駅に直結している地下鉄駅は、火车东駅です。この駅には、1号線と4号線が走っています。
火车东駅
ライン:1号線、4号線
Google Map
私の宿泊施設は、杭州の観光スポットである西湖にも近い定安路駅で、火车东駅からは、1号線を利用して7駅目のところにあります。
定安路:Google map
もし観光として、杭州東駅から西湖をめざすようでしたら、定安路駅より前の、鳳起路駅や龍翔橋駅にて下車されるといいでしょう。どちらも、1号線となります。
鳳起路(凤起路):Google map
龍翔橋(龙翔桥):Google map
杭州について
杭州は中国の浙江省の省都で、五代の呉越時代、南宋時代の時代には都が置かれており、現在も中国六大古都として名を馳せています。
そんな古都・杭州には、2011年に文化遺産にも登録され、古くから詩人や芸術家を魅了し続けた西湖を始め、寺院、楼閣、博物館など見所がたくさん。訪れた人の心懐かしさと安らぎを与える場となっています。
また、杭州の特産品である龍井茶が楽しめる茶館やお土産として購入できるお茶屋さんもたくさん。お茶マニアにもおすすめの観光地となっています。
上海からなら高速鉄道で約1時間。毎年たくさんの観光客が訪れる場所となっています。
以下では、2018年5月に杭州に行った際に訪れた西湖の様子と虎跑夢泉にて龍井茶を頂いた際の記録と今回は見学することはできませんでしたが、おすすめの杭州観光スポットをご紹介します。
西湖について
西湖は、中国十大風景名所の一つであり、2011年に「杭州西湖と文化的景観」として世界遺産に登録されており、古くから詩人や芸術家を魅了する人々の癒しの場となっています。
面積約6.5㎢で、一周すると約15kmほどなので、歩いて一周は難しい距離がこの西湖周辺にたくさんの観光スポットが集まっています。
龍井茶について
中国緑茶の『龍井茶(ろんじんちゃ)』は杭州の代表的な特産品の1つです。 清の時代の皇帝に愛されたこのお茶は、西湖周辺では、龍井茶が楽しめる茶館やお土産として購入できるお茶屋さんがたくさん集まっています。
また西湖近くには、お茶の歴史を知ることができる博物館があります。
- 中国茶葉博物館(中国茶叶博物館)
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中国茶葉博物館は、中国茶文化を知ることができる施設。中国における茶の歴史、茶事、茶器など茶文化が詳しく紹介されており、入場は無料。茶芸(茶道)を楽しんだりお茶の試飲もできるだそう。 周りには茶畑が広がっており、茶屋やレストランも併設されている。
- 英語名:National Tea Museum
- 住所:88 Longjing Rd, Xihu Qu, Hangzhou Shi, Zhejiang Sheng, China
- 電話番号:0571 8796 4221
- 営業時間:9時00分~17時00分
- tripadviser
虎跑寺にて龍井茶をいただく
西湖からローカルバスで移動し、虎跑寺へ。ここには「虎跑泉」と言われる泉があり、ここから湧き出た水を使って龍井茶を頂いてきました。
- 虎跑泉(虎跑夢泉)とは
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『虎跑泉』(※虎跑夢泉とも呼ばれる)は、819年に創建された虎跑寺敷地内に湧いている泉のことで、西湖新十景の一つにもなっています。 水の乏しかったこの一帯に、仙人が虎を遣わして泉を掘らせたという伝説から「虎跑泉」と名付けられています。
- 入場料:15元
- 住所:39 Hupao Rd, Xihu Qu, Hangzhou Shi, Zhejiang Sheng, China
- 電話番号:0571 8798 1900
- Google map
- バス停名:虎跑
ここから湧き出る水は、中国三大名泉の一つに数えられており、毎日多くの人が水を汲みにこの場所を訪れています。(※天下第一泉:鎮江の中冷泉、第二泉:無鍚の恵泉) 清の乾隆帝もこの水を絶賛し、「西湖の双壁」と称えたとのこと。
龍井茶をいただく
この虎跑寺の敷地内には、複数の茶館がありこの虎跑泉から採れた水で杭州名産の龍井茶をいただくことができます。
霊隠寺
別名『雲林寺』と呼ばれる霊隠寺は、西暦328年建立と歴史の古いお寺で中国禅宗十刹の一つにも数えられる有名な寺院です。境内には仏像・書画などの貴重な仏教文化財を有し、中国重要文化保護文化財としても認定されている、毎年多くの人が訪れる人気の観光スポットとなっています。Google Map
城隍閣
地下を含めて七層の楼閣「城隍閣」。杭州の繁華街「延安路」の南端にある呉山を登ったところにあります。ここからは、西湖など杭州を一望できる。
西湖天地
西湖のいちばん東側に位置するモダンスポット。上海の新天地と同じプロジェクトとして竣工したエリアで、カフェ、レストラン、バーなどが緑豊かな公園内に点在しています。
観光地めぐりに走り回るのではなく、のんびり読書でもしながら過ごしたいという方にオススメ。スターバックス、ハーゲンダッツなどのお馴染みチェーン店も揃っています。
https://www.instagram.com/p/BeNcyAchwiH/?tagged=%E8%A5%BF%E6%B9%96%E5%A4%A9%E5%9C%B0雷峰塔
975 年に建てられた仏塔を再建した五層塔で「西湖十景」の一つ。夕日に映える姿が優美なことから、「雷峰夕照」とも呼ばれている。仏塔の内部は近代的な作りとなっており、高さ71mの展望台まではエレベーターで上ることができ、西湖全体が見渡すことができる。Google Map
浄慈寺
「雷峰塔」の向かいにある寺院。西湖周辺の4大古刹の一つ。Google Map
https://www.instagram.com/p/BTd71hDAyBS/?taken-at=303354617宋城
ショーを楽しみながら歴史を学べる人気の宋代文化テーマパーク。北宋時代の有名な画家・張択端が描いた『清明上河図』がモデルとなった、宋代文化を楽しむことができます。Google Map
南宋御街
南宋時代の風景を再現した歴史の街。『南宋御街』は古い建築物をリノベーションして店舗として利用し、南宋時代を感じさせる街並みが再現されたストリート。風情ある街で、ショッピングやグルメを満喫できる。 Google Map
河坊街(清河坊)
『清河坊』とも呼ばれるこの通りは、宋の時代の杭州をイメージして作られており、杭州の名産品が買えるお店やレストランがが建ち並ぶショッピングストリート。屋台なども立ち並んでおり、街並みを楽しみながら食べ歩きを楽しみことができる。Google Map
六和塔
『六和塔』は呉越王の銭俶が、北宋時代(970年前後)に建てた塔で、杭州の南に位置している。当時は灯台の役目も果たしていたという「六和塔」の上からは雄大な銭塘江の流れを一望することができる。 Google Map
2018年4-5月に訪れた茶にまつわる地域