観光・アクセス|雲南省大理の観光情報

2018年4月から約2ヶ月間をかけて、中国、香港、台湾の茶の産地や市場を回る旅に出ています。 詳細は、以下のページにてご紹介しています。

こちらでは2018年4月13日に昆明から大理に向かった際の記録を紹介いたします。雲南省のプーアル茶の産地を訪れた際の記録は以下にてにて紹介しています。

前日まで滞在していた雲南省臨滄市からバスで昆明市内に到着したのが、2018年4月13日の14時頃。 この日の夜、寝台列車に乗り大理へ向かっており、そのスケジュールは以下の通りです。

4/13 – 4/14
  • 昆明市内昆明茶市場見学
  • 大理駅へ
  • – 昆明駅出発: 2018年4月13日 22:05
    – 大理駅到着: 2018年4月14日 04:44
4/14 – 4/15
  • 大理2泊
4/16
  • 昆明駅へ
  • – 出発時刻: 2018年4月16日 12:36
    – 到着時刻: 2018年4月16日 18:56
  • 昆明1泊
4/17
  • 昆明-河口北へ

大理について

大理市(だいりし)は雲南省中西部、昆明からは約300km離れた場所にあり、列車移動で約6時間ほど、日本でも馴染みのある大理石の産地でもあります。

雲南とチベット・ミャンマーを結ぶ交通の要衝であり、この地域の経済の中心地となっています。昔ながらの街並みが残る旧市街の大理古城周辺が観光名所となっており、町は城壁に囲まれ南北にそれぞれ城門が立っています。

現在は雲南省大理ペー族自治州となっており、人々は非常に穏やかな性格で、気候は温暖、物価は安いため、中国国内外からの旅行者が多数訪れる場所となっており、一部ではバックパッカーの聖地と呼ばれている場所です。

また、旅行者の中には、昆明から麗江や香格里拉(シャングリラ)を訪れる過程で大理を訪れる人も多いようです。

列車チケットの予約はトリップドットコムが便利

大理までの列車の購入は、trip.comを利用しています。 中国での多くは、列車・新幹線を利用していますが、その全ての予約でtrip.comを利用しており、おすすのサービスです。

trip.comでのチケット予約の素晴らしいところは、①チケット検索、②予約、③支払いまで全てネット上で行うことができるところです。

中国国内の駅チケット購入窓口は、慢性的に人で混み合っています。 trip.comは、わざわざ駅まで行き、混み合っている窓口で並ぶことなくチケット予約・支払いができる画期的なサービスであり、中国語が得意な方でもおすすめのサービスです。

trip.comは、予約手数料としてチケット1枚購入に対して20元(約300円)が発生します。 ただ、長い時間をかけて並ぶくらいなら日本円にして約300円くらいであれば、あきらかにtrip.comを使う価値があると思います。

またキャンセル手続きも容易ですので、突然の予定変更があった時でも安心です。

※チケットの発券に関しては、駅チケットセンターへ行き手に入れる必要があります。発券窓口も混み合っている場合がありますので、余裕を持って発券するようにしましょう。

昆明から大理への具体的な列車チケット購入から実際のアクセスについては以下の通りです。

昆明 – 大理までのチケット予約

初期登録

まずtrip.comを初めてご利用されるという方は、trip.comへアクセスもしくは、スマートフォンアプリを起動し、サービスへの初期登録を行ってください。

アプリをダウンロード

列車検索

  • 列車検索で出発地(昆明)と目的地(大理)、出発日を入力し検索
  • 検索結果一覧が出てくるので、希望の便を選択して予約手続きを行う

以下は私の予約例です。

昆明-大理 (列車番号:K9616)

私は、昆明から大理へは寝台列車を利用しています。

  • 列車番号:K9616
  • 出発: 2018年4月13日 22:05
  • 到着: 2018年4月14日 04:44
  • 車両: 08, 寝台: 12(下段)
  • チケット代:105.5元
  • 予約手数料:20元

  • 合計:125.5元

昆明-大理への寝台列車内

寝台列車内は綺麗に清掃されており、問題なくよく眠ることができました。 中国での移動は、そのほとんどを列車もしくは新幹線を利用していますが、車内はとても綺麗に整備されていました。

席の等級について

シートの等級については確認できただけで、以下の通りとなっています。

新幹線

  • 一等席:日本の新幹線のビジネスシート
  • 二等席:日本の新幹線の普通シート

私は二等席を選んでいました。二等席で十分快適です。

寝台列車

  • 軟臥:2段ベッド
  • 硬臥:3段ベッド

私は常に硬臥(3段ベッド)を選んでいましたが特に辛い思いはしてません。

列車

  • 軟座:席がより快適
  • 硬座:軟座より若干シートが硬め

私は常に硬座を選んでいました。硬めといっても、そこまで辛い思いはしていません。

チケットの発券

昆明駅チケット窓口

予約・支払いが完了し、発券の確認ができたら実際に駅窓口まで行きチケット受け取りに行きます。ここで並んでいる人の多くは、これからチケットを購入しようとする人達。中国中のほとんどの駅でこのような光景が広がっているので、ここであらためてネットで購入して良かったと毎回思うことになると思います。

予約のチケットの発券の窓口が用意されている場合がほとんどで、大抵の場合その窓口は比較的空いているので、時間をかけることなくチケットを受け取ることができます。また基本的には、どの窓口に並んでいてもチケットの発券は行なってくれます。

窓口で発券する際は、予約番号とパスポートを提出します。 trip.comのアプリをスマホにダウンロードしておくと、チケット購入後以下のような画像を表示できる画面があります。この画面を表示したままスマホと一緒にパスポートを提出すると手続きがスムーズに進みます。

画像はスクリーンショットでも問題ありません。ネット環境が不安な方は、事前にスクリーンショットを保存しておくことをおすすめします。

発券されたチケット

昆明駅へのアクセス

大理行きの『昆明駅』へは地下鉄『昆明火车站』から向かいます。

昆明地下鉄マップ/source

注意が必要なのは地下鉄『昆明火车站』から『昆明駅』までは直結していないことです。地下鉄『昆明火车站』の改札を出て地上をに上がって『昆明駅』に向かうと下のような写真のような閑散とした広場がある『昆明站』と書かれた建物が見つかります。

旧昆明駅

この建物は以前まで利用されていた『昆明駅』のようで現在は解体が行われておりこちら側からからは入場できないようになっています。

現在の『昆明駅』へは、地下を通り、この建物の反対側へ出ることで下の写真のような現在の『昆明駅』へたどり着きことができます。

現在の昆明駅

ここからセキュリティーチェックを済ませチケットセンターへと向かいチケットの発券を行います。 チケットの発券のみでもセキュリティチェックを通る必要があります。

昆明駅チケット窓口

チケットの発券が済んだら、そのチケットとパスポートを用意し下の改札窓口から中へ入場します。

改札

駅改札内

昆明駅では、行き先によりプラットフォームが異なります。プラットフォームのお知らせは駅内の電光掲示板にて確認できるようになっています。

列車が到着するプラットフォームを確認したら、その付近で列車の到着を待ちます。

待合スペース

駅内の広い待合スペース

プラットフォームへの入場は、出発の直前まで開かれることはないので、広い待合スペースで出発時間まで待つことになります。

駅内は、簡易な食事ができるスペースやコンビニのようなお店、トイレが数カ所用意されています。

プラットフォーム内へ

列車が到着したら、チケットを提示してプラットフォームへ向かいます。

昆明-大理への寝台列車内

寝台列車内は綺麗に清掃されており、問題なくよく寝ることができました。

中国での移動は、そのほとんどを列車もしくは新幹線を利用していますが、車内はとても綺麗に整備されていました。

大理駅到着

昆明駅を出発し、大理駅に到着したのは翌朝5時頃でした。

  • 昆明駅出発: 2018年4月13日 22:05
  • 大理駅到着: 2018年4月14日 04:44

辺りはまだ薄暗い中、駅の外へ出ると観光客相手に宿泊施設を斡旋する人々がたくさん。 大理駅から大理古城へ距離があるため、『移動サービス』+『宿泊』をパックにサービスを紹介している人が多かったように思います。

大理に観光目的で訪れる方のほとんどは、大理の昔ながら街並みが残る『大理古城』へ向かわれると思いますが、この『大理駅』からは『大理古城』へは少し距離があります。

以下では、大理駅から大理古城へのアクセス方法を紹介しています。

PROFILE

戸田裕也、IDLE MOMENT代表。
1983年生まれ。米国大学院卒、MBA取得。
茶業、グラフィックデザイン、ウェブデザイン、写真。


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