“CHAOZHOU”
2018年4月から約2ヶ月間をかけて、中国、香港、台湾の茶の産地や市場を回る旅に出ています。 詳細は、以下のページにてご紹介しています。
こちらは、広州からへ高速鉄道で潮汕へ移動、そしてバスで中国烏龍茶である『鳳凰単叢』の産地へ潮州へ行き茶園を見てきた際の記録を紹介いたします。
“PLEASE FOLLOW OUR INSTAGRAM”
鳳凰単叢烏龍茶の産地『潮州市』
潮州は、中国烏龍茶の『鳳凰単叢』の産地としてとても有名な場所です。 私にとって憧れのお茶である『鳳凰単叢』の特徴は以下の点が挙げられます。
鳳凰単叢の特徴
鳳凰単叢の特徴は、何と言ってもマンゴーやライチ、桃を思わせるようなフルーティーで華やかな香りといつまでも続く余韻が魅力です。
品質の高い鳳凰単叢は渋みや苦味が一切なく、透明感のある飲み口でありながら、非常に濃厚で甘い香りが喉の奥まで感じることができる。
潮州へのアクセス
私はこの鳳凰単叢の産地潮州へは、①広州から潮汕へ高速鉄道を利用し、②潮汕から潮州へはローカルバスを利用しています。
- ①広州から潮汕へ高速鉄道で移動
- ②潮汕から潮州へローカルバスで移動
①広州から潮汕へ新幹線で移動
潮汕までの列車の購入は、trip.comを利用しています。 中国での多くは、列車・新幹線を利用していますが、その全ての予約でtrip.comを利用しており、おすすのサービスです。
中国移動一覧
- 昆明-大理、大理-昆明
- 昆明-河口北
- 深圳-広州東
- 広州東-潮汕(潮州)
- 潮汕-泉州
- 泉州-武夷山北
- 武夷山北-杭州東
- 杭州-上海虹橋
trip.comでのチケット予約の素晴らしいところは、①チケット検索、②予約、③支払いまで全てネット上で行うことができるところです。
中国国内の駅チケット購入窓口は、慢性的に人で混み合っています。trip.comは、わざわざ駅まで行き、混み合っている窓口で並ぶことなくチケット予約・支払いができる画期的なサービスであり、中国語が得意な方でもおすすめのサービスです。
trip.comは、予約手数料としてチケット1枚購入に対して20元(約300円)が発生します。 ただ、長い時間をかけて並ぶくらいなら日本円にして約300円くらいであれば、あきらかにtrip.comを使う価値があると思います。
またキャンセル手続きも容易ですので、突然の予定変更があった時でも安心です。
※チケットの発券に関しては、駅チケットセンターへ行き手に入れる必要があります。発券窓口も混み合っている場合がありますので、余裕を持って発券するようにしましょう。
広州から潮汕へは、以下の2つのラインで新幹線が運行されています。
広州-潮汕間の新幹線
- 広州東-潮汕
- 広州南-潮汕
広州東駅と広州南駅の特徴は以下の通りです。
広州東
Google Map
最寄りのメトロ:广州东站
広州駅に比べると、中心からは少し離れるが目的によってはこちらの方が便利な場合がある。
『深圳-広州』よりも若干早く到着する。
広州南
Google Map
最寄りのメトロ:广州南站
30分ほどで着くことができる便があるが、広州の中心から離れているので、広州に到着してからの移動に時間がかかる。
今回私は、広州東駅を利用して、潮汕へ向かっています。以下にてその際のアクセス方法です。
- 列車番号:D7501
- 広州東駅出発:2018年5月14日 09:15
- 潮汕駅到着:2018年5月14日 12:35
- 車両:車両: 07, 座席: 19D
- クラス:2等席
- チケット代:179.5元
- 予約手数料:20元
- 合計:199.5元
広州東駅出発
②潮汕駅から潮州へローカルバスで移動
高铁潮汕站
潮汕に到着後、今度は潮州に向かうため、バスターミナルへ向かいます。 バスターミナルは、潮汕駅を背にして右側に向かって歩道を歩くとすぐのところにあります。
- チケット窓口にて潮州までのチケットを購入(8元)、潮州行きのバスに乗り込み潮州へ向かいます。
- バスは潮州の最終へ向かう間に、何度か停車し客車を下ろしていきますので、必要なところで下車します。
潮汕から潮州中心地へは約16kmほど離れており、30分ほどで到着します。
潮汕駅から潮州市内へ
鳳凰単叢の産地『鳳凰鎮・鳳凰山』へのアクセス
上でもご紹介している通り、潮州は鳳凰単叢の産地です。実際の茶園は、車で山を登り、2時間行ったところにあります。
その様子は以下にてご紹介しております。
潮州観光
潮州市は中国広東省東部に位置しており、中国茶である鳳凰単叢の産地であり、華僑の故郷となる場所です。
観光名所としては廣済門城楼、廣済橋、開元寺、潮州西湖などがあります。また、潮州の醍醐味は食文化です。観光スポットを回りながら、食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
広済橋を背にして、広済門を貫けると復元された昔ながらの街並み。夜になるとライトアップされてあたりはとても幻想的な雰囲気に。
広済門城楼
広済橋
広済門城楼向かい。有料で橋を渡ることができる。夜、鮮やかな音楽と光のショーを見ることができる。
開元寺(开元寺)
738年に建立、今世紀に入りかなり大掛かりに修復されています。
潮州西湖
2018年5月の潮州はすでに真夏。日中はやけるような暑さでしたが、日が落ちると気温を下がり、人々は西湖周辺や川のほとりをゆっくり散歩しながら、涼みにやってきます。
潮州料理
何を食べても美味しかった潮州料理での食事。 潮州市内を歩いていると屋台や小さな家庭的なお店をたくさん見つけることができます。
特に私の茶ビジネスの師匠であるHOJO代表の北城彰氏にすすめてもらったクエティオが絶品でした。クエティオは、スープありとスープなしがあり、今回私が食べたのはスープなしの方です。
以下のHOJOブログにて潮州料理について紹介しています。
以上、潮州市内の紹介となります。翌日は、鳳凰単叢の産地となる鳳凰鎮・鳳凰山を訪れています。