2018年4月から約2ヶ月間をかけて、中国、香港、台湾の茶の産地や市場を回る旅に出ています。 詳細は、以下のページにてご紹介しています。
こちらでは、①『昆明(中国)→ 河口北(中国)』、②『河口北(中国)→ ラオカイ(ベトナム)』、③『ラオカイ(ベトナム)→ ハノイ(ベトナム)』とへと国境を超えて移動した際の記録を紹介致します。
以下の3つに分けて紹介いたします。
- ①4/16 昆明(中国)- 河口北(中国):列車
- ②4/17 河口北(中国)- ラオカイ(ベトナム):タクシー+徒歩
- ③4/17 ラオカイ(ベトナム)- ハノイ(ベトナム):寝台列車
①昆明駅(中国)→ 河口北駅(中国)
昆明駅(中国)→ 河口北駅(中国)へは、列車で向かいました。駅名はそれぞれ昆明駅と河口北駅です。
昆明駅-河口北駅付近マップ
昆明駅から河口北までの列車の購入は、TRIP.COMを利用しています。
中国での多くは、列車・新幹線を利用していますが、その全ての予約でTRIP.COMを利用しており、おすすのサービスです。
TRIP.COMでのチケット予約の素晴らしいところは、①チケット検索、②予約、③支払いまで全てネット上で行うことができるところです。
中国国内の駅チケット購入窓口は、慢性的に人で混み合っています。 TRIP.COMは、わざわざ駅まで行き、混み合っている窓口で並ぶことなくチケット予約・支払いができる画期的なサービスであり、中国語が得意な方でもおすすめのサービスです。
TRIP.COMは、予約手数料としてチケット1枚購入に対して20元(約300円)が発生します。 ただ、長い時間をかけて並ぶくらいなら日本円にして約300円くらいであれば、あきらかにTRIP.COMを使う価値があると思います。
またキャンセル手続きも容易ですので、突然の予定変更があった時でも安心です。
※チケットの発券に関しては、駅チケットセンターへ行き手に入れる必要があります。発券窓口も混み合っている場合がありますので、余裕を持って発券するようにしましょう。
TRIP.COMについては以下にて紹介をしています。
昆明駅→河口北駅 列車情報
- 列車番号:K9832
- 昆明駅出発: 2018年4月17日 11:06
- 河口北到着: 2018年4月17日 16:29
- 車両: 12, 座席: 22d
- チケット代:54.5元
- 予約手数料:20元
- 合計:74.5元
こちらが硬座(54.5元)と言われる席です。この上のランクに軟座(86.5元)がありました。
この列車は、寝台列車として利用されているその際は上の席も使われることになるようです。 この席に多い時で4人隣同士仕切りなしで座ることになります。
逆に他に誰も席を予約していなければこの長い席を独り占めできることになります。この日は残念ながら、集団で中国からベトナムへ向かう中国人観光客と同じ席となってしまったので、ぎゅうぎゅうで最後河口北駅まで向かうことになりました。
ただ、ものすごく窮屈かと言われればそんなこともなく、運行中は自由に席を立って歩き回ることもできるので、深夜の日中の移動であればこの硬座で問題ないと思います。
②河口北駅(中国)→ ラオカイ(ベトナム)
河口北駅に到着した後は、河口北駅から市街地(河口)へ移動し、出国手続きを行い、中国との国境にある町ラオカイ(ベトナム)移動します。
順に説明すると以下の通りです。
- 河口北駅→河口へ移動(タクシー)
- 河口にて出国審査
- ラオカイにて入国審査
河口北駅→河口へ移動(タクシー)
ベトナムへ入国するため河口北駅から市街地(河口)へ移動し出国手続きを行います。
この市街地へ移動するには、バスかタクシーとなります。はじめバスで移動を考えていたのですが、駅前は同じように市街地へ向かうバスを待つ中国観光客で溢れており、ここで時間を無駄にしたくなかったため、タクシーを利用することにしました。
たまたま、駅で出会った日本人の方と一緒に向かったため、料金は2人で20元でした。1人の場合、交渉次第でもう少し安くなるのかもしれません。
市街地に到着したら上の写真の出境と書いてある建物の入り口から上に上がり、出国て手続きを行います。
出国手続きが済んだら、道順に進んで外に出て、目の前にある橋を渡ればベトナムとなります。
③ラオカイ(ベトナム)→ ハノイ(ベトナム)
橋を渡った後は、最後にベトナムの国境検問所にて入国審査(イミグレーション)を行うことになります。
ベトナムの国境検問所、Lao Cai International Border Gate Administration Centerは、河口から橋を渡り目の前にある建物のなので、簡単に見つかります。
Lao Cai International Border Gate Administration Center
ここで入国審査を行い、問題がなければベトナム(ラオカイ)に入国することがでできます。
ベトナム(ラオカイ)した後は、列車にてハノイを目指しますがその前に以下の2つのことを行なっています。
- ①ATMにてベトナム通貨(ドン)をキャッシング
- ②SIM購入
①銀行ATMにてベトナム通貨(ドン)をキャッシング
ラオカイのイミグレーションを出た後、目の間にある道路を左に進むと銀行AGRIBANKが見えて来ます。ここの24時間営業のATMでベトナム通貨(ドン)をキャッシングすることができます。 ベトナムは容易にATMでキャッシングが可能ですができるうちに行なっておいた方が心配が少ないです。
アグリバンクATM
②SIM購入
ハノイに行く前に、スマホ用のSIMを購入もしています。いくつかSIMを購入できる場所はあるとは思いますが、私はVIENTHONOAというお店にて購入いたしました。
ラオカイ-SIMカードショップまで
- 店名:VIENTHONOA(Viễn Thông A Lào Cai)
- 住所:028,, Hoàng Sào, Duyên Hải, TX.Lào Cai, Lào Cai, ベトナム
- Google Map
お店は、ラオカイ のイミグレーションからは歩いて1kmのところにあり、私は歩いて向かいました。ご覧のようにほどもない橋を歩きますので同じように歩いていかれる方は十分にご注意ください。
黄色い看板のVIENTHONOAと書かれいるのが目印です。
お店に着くと流暢ではありませんが、英語にて対応してくれます。
今回、ベトナムには1週間ほどの滞在をでしたので1週間契約などのプリペイドSIMを探していましたが、ぴったり合うプランが見つからず、結局1ヶ月120G、1日4Gまで利用できるプランを購入しました。
ただそれでも、170,000ドン、日本円にして約800円と恐ろしい安さです。SIMの付け替えは、お店の方にお願いし、使えることが確認できてからお店を出ました。
今回は、ベトナムではこのラオカイとハノイのみの滞在でしたが、その両方でネットのスピードにはストレスを感じることなく利用することができました。
ラオカイ駅からハノイ駅へ
ラオカイにてベトナム通貨とSIMを購入できたところで、ハノイに向かうべくラオカイ駅に向かいました。
ラオカイ駅
携帯ショップからラオカイ駅までは歩いて約30分ほど。私は街並みを見ながら歩くのが好きなので歩きましたが、少し距離があるのでタクシーなどを使われると良いと思います。
ラオカイ駅に到着したら駅窓口にてハノイ行きのチケット購入します。今回の私が購入したのは、ラオカイ発21:40 – 翌朝6時頃着の寝台列車です。料金は、355,000ドン。
以下のサイトにてネットでも購入できるようですが、ラオカイ駅窓口にて購入できるので、私は窓口にて購入しています。vietnamrailway.com
- ラオカイ発:2018/4/17 21時40分
- ハノイ着:2018/4/18 5時30分
- クラス:T2
- 料金:355,000ドン(1672円)
列車内のベッドの広さは十分とは言えませんが、それ以外は快適に過ごすことができました。
翌朝、時刻通りにハノイに到着することができました。