“ANXI”
2018年4月から約2ヶ月間をかけて、中国、香港、台湾の茶の産地や市場を回る旅に出ています。 詳細は、以下のページにてご紹介しています。
こちらでは、①泉州市街地から泉州駅へ、②泉州駅前のバスターミナルより安渓鉄観音の巨大茶市場の『中国茶都』を訪れた際の記録を紹介します。
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①泉州市街地から泉州駅
安渓のお茶市場へは、バスで泉州市街地から泉州駅へ、さらにバスを乗りついで泉州駅から安渓へ向かいます。
潮州・潮汕駅から泉州駅への移動についてでご紹介した通り私は、『医大二院鯉城院区』付近に宿泊していましたので、ここからバスで泉州駅へ向かいます。
泉州駅と医大二院鯉城院区の間は、路線バス、『17路』、『3路』、『K1路』が周回していましたので、いずれかのバスに乗れば泉州駅へ向かうことができます。バス内で料金を支払います。料金は1元。
②泉州駅から中国茶都(お茶市場へ)
泉州駅から安渓市場(中国茶都)へもバスを利用して向かいます。ここでは事前にバスチケットを購入してから乗車します。バスチケット売り場は、泉州駅を背にして右に歩いていくと見つけることができます。
チケット売り場の上に目的地の名前と運行情報などが記載されています。安渓へは25元です。ここでチケットを購入してすぐ隣のバスターミナルへ行き、安渓行きのバスへ乗り込みます。
目的地、安渓お茶市場(中国茶都)へは泉州駅から約50kmで1時間弱で到着します。このバスの終点は、中国茶都ではなく、さらに進んだ安渓汽車総站へ向かいます。
必要はないかもしれませんが、事前に運転手に中国茶都でおりたい旨を伝えておくとよいと思います。私は隣に居合わせた方が安渓の人で中国茶都についた際に運転手に声をかけてくれたのですんなり降りることができました。
泉州駅から安渓・中国茶都
中国茶都
福建省泉州安渓にある『中国茶都』は、中国各地から茶葉が集まる巨大茶市場です。安渓といえば、安渓鉄観音の産地として非常に有名ですが、ここに集まる茶葉のほとんどがその安渓鉄観音で、鉄観音の市場としては世界最大と言えます。
中国ではいくつかの茶市場を訪問していますが、この中国茶都も他の市場に引けを取らない規模となっており、毎回中国の茶市場のスケールの違いに圧倒されます。
訪れた茶市場
- 昆明:雲南茶葉批発市場
- 広州
- 安渓
- 潮州(鳳凰単叢)
- 上海
この市場はエリア中心が駐車場兼、公道となっており車が行き交いますので注意が必要です。
ここは市場は、生産農家直売りの卸し市場エリアとそれを囲むように実店舗が持ち商売行うエリアに分かれています。
この場所を訪れたのは5月17日。ちょうど収穫を終えた新茶が持ち込まれておりお店の前ではみな手作業による枝の除去作業をしています。
数は多くはありませんがレストランがいくつかあります。ここは好きなものを選んで料金を支払うスタイルのお店。
中国茶都のエリアを出ても、道路沿いにはお茶関連のお店が軒を連ねています。
中国茶都から泉州駅へ
中国茶都を見て回った後は再び、泉州駅へ戻ります。ご覧の写真の通り、以前まではここ中国茶都にバス停がありここから泉州駅へ簡単に帰れたようなのですが、2018年5月時点では廃止になっており、ここにバスがやって来ることはありません。
そのため、泉州駅へ戻る正攻法としては、安渓汽車総站へ向かいそこから泉州駅へのバスに乗る方法です。ただ、この中国茶都から安渓汽車総站へは距離があるためそこへ向かうにはタクシーなどを利用する必要があります。
安渓汽車総站
私はそれが面倒だったため、地元の方に聞いた次の方法にて泉州駅に帰ることができました。
中国茶都から泉州駅へ帰る方法
上で紹介した安渓汽車総站を出発したバスは、この中国茶都を通り泉州駅へと向かいます。ただ、バス停がないので通常はここを素通りします。しかし、このバスが通る歩道でバスを待ち、目的のバスが通った際、手を上げてるとバスは止まってくれ、そこからバスに乗車することができます。
待つ場所は、旧中国茶都バス停の向かいの歩道です。泉州からきた時とは反対の方向に待つことになります。 私はバスを待ち始めてすぐにバスに乗ることができましたが30分に1本はバスがここを通ると思います。料金は来た際と同じく25元を運転手に支払いします。
無事、泉州駅に到着することができました。
2018年4-5月に訪れた茶にまつわる地域